ルーウィンは猫だ – 出力センターアクセアのスタッフブログ

はじめまして。渋谷店、榎澤です。初投稿です。

週末は日比谷に映画『インサイド・ルーウィン・ディヴィス』を観に行ってきました。ボブ・ディランが憧れたフォークシンガー、ディヴ・ヴァン・ロンクの回想録を基に製作されたコーエン兄弟の最新作です。

「レコードはまったく売れず、一文無しで知り合いの家を泊まり歩く日々。つい手を出した女友達からは妊娠したことを告げられ、おまけに仕方なく預かるはめになった猫にも振り回される始末。そんなトラブル続きの日常から逃げ出すように、ルーウィンはギターと猫を抱えて人生を見つめ直す旅に出る…」

しかし、旅に出たからといって何かが変わるわけでもなく、ただもとの売れないフォークシンガーの毎日が戻ってくる…そんな出口の見えない現実の日々の繰り返しがまさしくフォークソングそのもの…といった趣深い作品でした。猫のユリシーズがかわいかったです。

帰りに日比谷公園を散策していたら、猫がいました。なにやら2匹がにらみ合っていました…

ルーウィンのようにレコードがまったく売れなくても、現代にはネットもあるし…それに、自分でCDを作ることだってできます。

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